これからの仕事選びはニーズに注目すべき

看護師のやりがい

看護師という仕事は一般のサラリーマンのように土日が休みという勤務スタイルではなく、日勤に限らず夜勤にも対応しなければならないなど、不規則な勤務体系です。そのため、夜勤続きで生活リズムが崩れ体調を壊したり、プライベートな時間を中々確保できないという理由で退職をする人も少なくありません。その一方で、看護師の仕事にやりがいを感じている人も多いのです。数あるやりがいの中で、最も多く感じるのは「ありがとう」など感謝の言葉を言われた時です。人命を預かるという一つの失敗も許されないような責任重大な仕事で、何が起こるか分からない環境に身を置いている看護師にとって、感謝の言葉は気持ちを楽にしてくれるのです。それが活力となって、大変な仕事であっても頑張ることができます。

また、プライベートの中で看護の知識や技術が役に立った時にやりがいを感じることも多いのです。例えば友人と出かけている時に、ひょんなことからその友人がケガをしてしまったという場合に、応急手当や処置をして相手を助けることができます。すると、友人から感謝されるだけでなく尊敬の眼差しで見られることもあります。あるいは、高齢の家族がいる人にとっては普段飲んでいる薬の飲み合わせを確認したり、体温や血圧から体調の変化を読みとることも可能となります。

さらに、看護師の中には給料を支給された際にやりがいを感じる人もいます。ある月に何度も夜勤をこなした結果、手当てが付き思っていた以上の給料で、辛かったけどやっててよかったと思う人もいるのです。